私は2021年からシンガーソングライターの有富裕一さんと「洋間スタジオ」というバンド(デュオ)で活動しています。活動するにあたって自主レーベルの「洋間レコード」を立ち上げ、音源のリリース等も行なっています。
洋間レコードのウェブサイト→https://www.yuichiaritomi.net/
説明が少しややこしいのですが、Record Bagは「洋間レコードのグッズ」という形で制作しています。「音楽レーベルのグッズだし、レコードバッグとか良いんじゃないですか?」くらいの軽い気持ちで作り始めましたが、多分KSFCLBのバッグの中で一番人気があると思います。
私は普段レコードを買わないのですが、家に父の遺品の古いジャズやフュージョンのLP盤がたくさんあったので、そこから数枚をHQに持っていき、バッグのサイズを決めるのに参考にしました。
また、「レコードバッグ=手提げ」というイメージがあったので、最初のモデルは短めのハンドルがついただけのシンプルなものでしたが、多くの人から「肩がけにできるようにしてほしい」と言われたので、次のモデルは手提げと肩がけのストラップの二つがついたものになりました。
手提げのみのモデル(2021年)
手提げ+肩がけのモデル
バックルモデル。長さ調節が可能なので手提げハンドルがなくなった。
内ポケットは7インチ(シングル盤)が収まるサイズ
中途半端に余ったテープを使ってサイドリリースバックルがついた長さ調節可能のモデルを試しに作ったのですが、それが意外としっくりきたので、最近はバックル付きのストラップのものがレギュラー化しています。
どのモデルもメリット、デメリットがあるのですが、「便利さ」的なことを考えすぎると急につまらない製品になってしまうので、あくまでも「レコードバッグ」という軸から外れないように、かつ頭でっかちにならないよう色々と試しながら作っています。
レコードバッグ等の洋間グッズはこちら
当たり前かもしれませんが、以前音楽が好きな人がレコードを入れるために買ってくれたことがあった時はすごい嬉しかったです。
阿部